その名を「teamLab」という通り、特定のアーチストを看板にするのでなく、芸術家(または技術者)集団を意味する。代表は猪子寿之氏。
2024年2月に常設オープンした、チームラボ ボーダレス。この空中に浮かんでいるような文字も、実は壁にかかれているもので、奥に行くともはや文字とは思えない。ボーダレスと言う通り、境界のない世界。そこに没入する世界。静止画では表現しきれないけれど、作品は全て動いているのだ。
光のトンネルは神々しさを感じる。自分の最期の時には、この光のトンネルをくぐらせてほしいと思った。あとに添付するが、成田悠輔氏が「宗教出来ます」発言をしていたが、全くその通り。猪子寿之氏(teamLab代表)「信仰しても大丈夫ですよ」、成田悠輔氏「既に信仰してます」。静止画では伝わらないので、添付の動画も見てほしい。動画でも伝わらないので、実物を肉眼で見てほしい。
都心開催にもかかわらず、海外からのお客さんの方が多い印象。英語・スペイン語・中国語だけでなく、どこの言語なのか分からない言葉も混ざっていた。teamLabは、日本国内より海外での評価が先で、海外(最初はシンガポール)で認知されてから、日本に逆輸入された経緯があるそうだ。変化や新しいものに抵抗を示しがちな日本人。その閉鎖性が優秀な頭脳を沈没させないことを願う。
さて麻布台ヒルズの次は、六本木ヒルズ森タワーへ。展望台(Tokyo City View)に行きました。
東京一極集中と批判もあるが、文化や経済の中心を担う東京の個性が際立つのは事実。円安(本日のところ、1ドル152円、1ユーロ164円)に見られるようにも、日本経済は陰り気味。しかし、日本を牽引する首都東京の存在感は薄れていないと思う。バブルを象徴する街・六本木が、今もなお文化の発信地であることを大切に思いたい。