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タイThailand 2016年1月 ③アユタヤ

アユタヤは、バンコクから約80km北方にある古都。JR高崎線に例えると、東京から深谷くらいの距離(例え方がニッチ?)。バンコクのフアランポーンHua Lamphong駅から、鉄道で約2時間、運賃は約80円だった。エアコンなし扇風機の車両であったが、なかなか楽しかったぞ。

バンコク発ピサヌローク行。タイ国鉄の特徴あるカラーリング。

車内の様子。昭和な高崎線みたい。

アユタヤ到着

遺跡のある市街に入るには、川を渡る必要がある。ここらへんで渡し船の強力な客引きに会う。客引きに従わなくても、船に乗れるから大丈夫。

この船に乗る。

船頭のオッちゃんはいい人だった。

ワット・マハタート Wat Mahathat アユタヤ王朝初期の遺跡。

ワット・マハタート。たいていの場合、アユタヤについて最初に訪ねる寺院なので、印象に残る。

ワット・マハタート、菩提樹に飲み込まれた仏頭。見に行きたいし、写真も撮りたいけど、本来敬うべき仏さまです。目線を仏頭より低くするのが礼儀。アユタヤの象徴的な場所。

ビルマ軍との戦争で、仏頭の多くが切り落とされている。当時仏頭には貴重な金箔が貼られていたらしく、金箔目当てにビルマ軍が持ち帰ったと言われている。仏教徒同士だ。少なくとも仏や寺院を傷つけないでほしい。

こんな仏さまが多く並んでいる。

自分の首をのぞかせて写真を撮らないようにと、注意書きが。

WAT NOK 

大きな池がある、プララーム公園。先方に見えるのは、ワット・ランカ・カオWat Langkha Khao。

ワット・プラシー・サンペットWat Phra Si Sanphet

公園周辺では、象に乗れる。

標識を頼りに、目当ての仏像を探す。

ワット・ロカヤスターラーム Wat Wat Lokaya Sutharam 屋外の寝仏!でかい! オレンジ色の袈裟を着ているのは修復のためだったらしい。80歳で入滅した仏陀を表しているんだって。

ちょっと注意なのですが、ワット・ロカヤスターラームに行く途中、野犬の多い場所があり、襲ってはこなかったけど少々怖かったです。海外では野犬注意です。

ここまでずっと徒歩で来たのですが、さすがに暑さと疲労でクタクタ。通りすがりのトゥクトゥクに乗る。

トゥクトゥクのアニキ、いい人だった。

アユタヤの駅前の食堂

おそ昼ご飯

夕刻のアユタヤ駅

プラットフォームが列車の高さに合わせてあるなんて、期待しちゃダメ。大型トラックの運転席に乗るくらい高さがあるから、大変。僧侶の方は優先で。

バンコク・フアランポーン駅の様子。巨大なドーム型の天井で、列車が入ってくると何とも言えず油の匂いがして、長距離列車の発着する様子は、駅にいるだけで旅の気分を味わえる。フランクフルト中央駅をモデルにしたんだって。

フアランポーン駅は、そこから北へ約8kmの、クルンテープ・アピワット中央駅へ機能を移しつつある。クルンテープ・アピワット中央駅は近代的で機能性の高い駅であるが、旅の郷愁を漂わせるフアランポーン駅も、その魅力は素晴らしい。

フアランポーン駅。構内の様子。奥が切符売り場で、その壁の奥がプラットホーム。

アユタヤには多くの寺院がある。14世紀から400年以上続いたアユタヤ王朝であったが、18世紀にビルマ軍との戦争に敗れた。戦いの中心になった寺院の多くでは、仏頭が切り落とされてしまっている。中心から離れた場所の寺院では、仏像がそのまま残っている寺院もあるそうだ。

そう言えば帰路のトゥクトゥクは、橋を渡って駅まで来てくれた。駅の目の前は川だけど、渡し船に乗らなくても市街には入れます。でも船に乗るのがオツで良い。

タイ旅行では、おおくの寺院(ワット)を訪ねるので、看板や時には手書きのメモを映し込んでおく。帰ってきてから「どのワットだか思い出せない」目に、必ず遭うからだ。