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マレーシア2023年5月② バトゥ洞窟・ピンクモスク

クアラルンプール中心地から、少し離れたところに遠征。北に20kmバトゥ洞窟(ヒンドゥ教寺院)と、南に30kmピンクモスク(イスラム教モスク)を訪ねた。

余談であるが、少し前まで、自分は信仰について特定の宗教無しと言っていた。しかし現在では、聞かれればBuddist仏教徒だと答えるようになった。世の中の多くの人にとって宗教は非常に大切なものであり、尊重しなければならないことが理解できるようになったからだ。さらに仏教は「おまめさん」のような存在だと感じる。つまり宗教が原因で争いごとに巻き込まれることがなさそうに思えるのだ。これは都合が良い。どの宗教の人に対するときも、ありがとうと手を合わせるのが大切なようだ。

 

まずは、ヒンドゥ教寺院のバトゥ洞窟から。

KLSentralからバトゥ洞窟行の列車に乗る。なんと日本語表記。

車内の禁止事項で印象的だったのが「KISS禁止」。宗教的な理由で大切なことなのだろう。観光客が不注意なふるまいをしないよう、注意しよう。この表示は市内の川沿いの公園でも見かけた。

まさか銃弾あとでないといいが。ひび割れたままの電車の窓。そんなに珍しくない。

バトゥ洞窟駅。終点駅。これは分かりやすくて良い。

こんな列車

一部女性専用車両あり。

バトゥ洞窟入口。ヒンドゥ教寺院の雰囲気。

ヤシの実を売ってる。ゴロゴロしてるのが良い。

巨大な神様が!隣のカラフルなのは階段で、ここを上って参拝する。山の中に洞窟があり、その中がヒンドゥ教寺院になっている。

階段の左側にも、お寺。靴を脱いで裸足で入る。観光客も入れてもらえる。

入り口前の広場は、鳩でいっぱい。
ネパール・カトマンズの寺院も鳩だらけだった。同じような雰囲気だ。

階段の上から、クアラルンプール市内を見たところ。

洞窟の中に入ってきた。お香の匂いでいっぱい。

洞窟の奥は天井があいている。

一番奥の、お祈りの場所。
手前のステンレスタンクは燃料タンクだと思ったら、お賽銭入れだった!

たぶんメインのお祈りの場所。何か特別なお祈りの時間だったようだ。音楽を鳴らして、色のついた液体を流していた。

猿がいっぱいいるぞ。

お寺に併設のミュージアム。穴の中にヒンドゥの神様が大勢いる。こちらはクリシュナー。何となく名前を知ってる神様だから。

別の穴にも神様がいっぱい。

クジャク放し飼い

ハヌマーン像、巨大

汗だくなので、水分とミネラル補給。6MR180円くらい。

旧クアラルンプール駅。現KLSentralができる前は、ここが中央駅だったそうだ。まだ現役で駅として機能してる。

さて、次はピンクモスク(プトラモスク、イスラム教のモスク)に向かう。

KLSentralから、空港線各駅停車に乗る。最寄り駅、プトラジャヤ・セントラルまで。

自動車専用道路。左側のマンションは、富裕層の住まいと思われる。

セリワワサン橋。プトラジャヤ湖にかかる美しい橋。

おお!まさにピンクモスク!

奥は政府の建物らしい。プトラ広場。
ピンクモスクがお祈り時間のため、広場をグルグル回って待つ。

入場するにはこのようなガウンを借ります。長そで長ズボンで訪ねましたが、それでは不十分でした。入口のQRコードから入場者登録を行います。ガウンは無料で貸してもらえます。

おお、入れました、美しい内装です。

観光客が立ち入れる範囲は制限されています。
信者の方の邪魔にならないよう注意しましょう。

メインの入口側から

セリワワサン橋からも見えます。この橋は歩道がついていて安全に渡れます。

プトラジャヤ駅からピンクモスクは約4km。駅前からバスに乗っても良いし、タクシー・grabも使えます。駅からモスクに、向かうバスはほぼ定時で出てるようですが、モスクから駅に戻るバスは、バス停が変わるうえに時間が分かりませんでした。また金曜礼拝の日で周囲の道路が通行止めになっていました。封鎖して駐車場になっていました。礼拝が終わると、びっしり停まっていた車は整然と出社し、短時間で道路は解放。自分は景色見ながら往復歩いてみました。素晴らしい散歩になりました。