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マレーシア2023年5月④ マラッカ

日帰りで、マラッカへ。世界遺産指定地域とのこと。

KLSentralから空港線各駅で、バンダタジックセラタン駅へ。ここにTBSというバスターミナルがある。

TBSバスターミナル、まるで空港の出発ロビーのよう。

バスの乗り場はここから入ります。有効なチケットを持ってないとゲートが開きません。

行きは4列シートの車両であったが、シートピッチが広く快適。新しい良い車両を使っている印象。

2時間ほどで、マラッカセントラル・バスターミナルに到着。ここでローカルバスに乗り換えて、マラッカ旧市街に向かう。マラッカセントラルはターミナルの建屋から広がるように、扇形にバスの乗り場が並んでいる。インターシティ(長距離エリア)と、ドメスティック(ローカルバス)に分かれている。ターミナルはお土産店や飲食店がたくさん。

ドメスティック17番乗り場から、マラッカ旧市街行のバスに乗る。GoogleMapのバスダイヤとは違う時間で走っているようだ。インフォメーションカウンターで聞いた方が良い。

マラッカセントラルから、15分くらい。まずはここから、オランダ広場。

ちなみに、下りた場所にバス停はなかった。バスダイヤもわからない。帰りの交通手段を早めに確認するとよいと思う。

歴史的建造物なのだろう、アーチ形の歩道。

路面も石畳。素敵な街並み。

マラッカへようこそ。

マラッカ川にせり出すように立つ建物

映えスポットがいっぱい

聖フランシスコ ザビエル教会。

聖フランシスコ ザビエル教会、日本人やじろうの像。彼はフランシスコ・ザビエルの通訳者、神概念や聖句などの翻訳者として活躍し、日本の西日本地域で布教・宣教活動に従事したそうだ。

マラッカタワー

セントポール教会、マラッカ

セントポール教会、マラッカ

オランダ人墓地

サンチャゴ砦

ムルデカフラワーガーデン

ショッピングセンター

ムルデカ通り

ムルデカ通り

海洋博物館

マラッカ川のボートクルーズ乗り場

水の色が茶色いのはアジアあるある。

川を渡るとそこは中華街

店舗がぎっしり

Baba & Nyonya Heritage Museum 中華街・マラッカ

中華街

青雲亭Cheng Hoon Teng Temple 仏教寺院

カンポンクリンモスクKampung Kling Mosque イスラム教モスク

スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院 Sri Poyyatha Vinayaga Moorthy Temple ヒンドゥ教寺院

同じ通りに、仏教寺院、イスラム教モスク、ヒンドゥ教寺院が並んでいるのが印象的。川の対岸はキリスト教の地域。

暑いので水分とミネラルを補給

バス停が見つからないので、マラッカセントラルまで歩いてみることにした。この辺りから向かえばよいはず。約4km、50分。

何とクールなアート。
ママ、政府を信じてもいいの?

先ほどのアートは、この廃墟遊園地の入口にあった。モノレールで園内を周遊できる施設だったようだ。

マラッカ中央橋。バスターミナルはもうすぐ。この歩道橋の上にカフェがある。歩道橋の上は風通しが良くて涼しい。なるほど素敵な休憩場所だ。

マラッカ中央橋から見たcempaka通り方面。郊外の車社会を表すような風景。

マラッカの渋滞

マラッカセントラルバスターミナルに、汗だくで到着。散歩は楽しいが、もう少し涼しい時にするべきだ。

ネット予約のQRコードは、マラッカセントラルバスターミナルでは、紙のボーディングパスに出力してもらう必要があった。窓口に寄らねばならない。何十円か発券手数料がかかった。面倒であるが、聞けば誰かが教えてくれる。なんでもやってみる。

という訳で、TBSバスターミナルに戻ってきました。帰りは激しい渋滞に遭い、3時間半くらいかかりました。バスの運転手さんは職務遂行に熱心で、側道を通って何台も抜かしたり、仲間のバスと協力して車線変更したり、なかなかスリリングでした。こちらのKKKLバスは3列シートで乗り心地が良く、その分100円ほど高いようです。と言っても400円ちょっとでした。

さて、クアラルンプール最後の夜です。ホテル近くで過ごしましょう。

のどが乾いたら迷わずこれ!Restoran ABC One Bistro モノレール高架下のインド料理店

Brickfields この辺りはリトルインディア。飲食店、衣料品店がいっぱいある。

翌朝、空港に向かうところ。KLSentralエアポートエキスプレス入口。親切な日本語表記。

空港内にカプセルホテル発見。マレーシア国際空港は乗り継ぎ客が多いのだろう。

エアアジアX 羽田行き。一般的にエアアジアのチェックインは騒々しく、順番抜かしとか横行している。しかし、羽田行きの搭乗口は整然としていて静か、順番守ってあっという間に搭乗完了。特に日本人ばかりではなかったが、なんか違うなぁと感じた。

今回の旅では、何度も道を聞かれた。自分も旅行者で分からないこといっぱいなのに、なぜそんなに私に道を尋ねるのか?「この電車は何処に行きますか」「ボクのバスはどれですか」「いま何駅ですか」…いやいや分からないのは自分の方で。

旅の途中で気が付いた。ここではみんな分からないけど頑張っているのだ。その人たちは旅行者なのか移住者なのか分からないけれど、つまり分からないなりにどんどん行動して頑張っているということだ。分からないからやめるのでなく、分からないけど調べて進むのだ。これに気づいたとき、自分はすごい勇気をもらった気がした。自分に負荷をかけ続け、止まらないで進む。困難を回避しない。きっと何とかなる。きっとうまく行く。

羽田空港について、物事があまりに整然とオペレーションされていることに改めて感心した。羽田空港では、○○人も順番抜かししないのだ。そしてトイレが清潔で美しい。マレーシアは、アジアの中ではインフラが整っており、清潔で整然とした国である。とても過ごしやすい。それでも羽田で感じたあの感じは何なのだろう。日本が特殊なのだと気づくしかない。

コロナがあけて、移動がしやすくなった。各国からの日本への旅行者よ、稀有な文化を持つ日本を感じてください。Welcome to Japan.

そして自分は、次の旅先を探します。