日帰りで、マラッカへ。世界遺産指定地域とのこと。
2時間ほどで、マラッカセントラル・バスターミナルに到着。ここでローカルバスに乗り換えて、マラッカ旧市街に向かう。マラッカセントラルはターミナルの建屋から広がるように、扇形にバスの乗り場が並んでいる。インターシティ(長距離エリア)と、ドメスティック(ローカルバス)に分かれている。ターミナルはお土産店や飲食店がたくさん。
ちなみに、下りた場所にバス停はなかった。バスダイヤもわからない。帰りの交通手段を早めに確認するとよいと思う。
同じ通りに、仏教寺院、イスラム教モスク、ヒンドゥ教寺院が並んでいるのが印象的。川の対岸はキリスト教の地域。
マラッカセントラルバスターミナルに、汗だくで到着。散歩は楽しいが、もう少し涼しい時にするべきだ。
ネット予約のQRコードは、マラッカセントラルバスターミナルでは、紙のボーディングパスに出力してもらう必要があった。窓口に寄らねばならない。何十円か発券手数料がかかった。面倒であるが、聞けば誰かが教えてくれる。なんでもやってみる。
さて、クアラルンプール最後の夜です。ホテル近くで過ごしましょう。
今回の旅では、何度も道を聞かれた。自分も旅行者で分からないこといっぱいなのに、なぜそんなに私に道を尋ねるのか?「この電車は何処に行きますか」「ボクのバスはどれですか」「いま何駅ですか」…いやいや分からないのは自分の方で。
旅の途中で気が付いた。ここではみんな分からないけど頑張っているのだ。その人たちは旅行者なのか移住者なのか分からないけれど、つまり分からないなりにどんどん行動して頑張っているということだ。分からないからやめるのでなく、分からないけど調べて進むのだ。これに気づいたとき、自分はすごい勇気をもらった気がした。自分に負荷をかけ続け、止まらないで進む。困難を回避しない。きっと何とかなる。きっとうまく行く。
羽田空港について、物事があまりに整然とオペレーションされていることに改めて感心した。羽田空港では、○○人も順番抜かししないのだ。そしてトイレが清潔で美しい。マレーシアは、アジアの中ではインフラが整っており、清潔で整然とした国である。とても過ごしやすい。それでも羽田で感じたあの感じは何なのだろう。日本が特殊なのだと気づくしかない。
コロナがあけて、移動がしやすくなった。各国からの日本への旅行者よ、稀有な文化を持つ日本を感じてください。Welcome to Japan.
そして自分は、次の旅先を探します。