思いっきり寝坊して、この日は芸術鑑賞の日とした。
バンクーバーは多民族都市である。誰でも受け入れるおおらかさがある。その中でも中華系の人は非常に多く、その影響力も大きそうに見える。T&Tスーパーなどその好例。中国製品を取り除いたら商品が残らないのでは?と思えるような影響力であると感じた。
演目は「カルメンCarmen」。バンクーバーオペラの公演である。
https://www.vancouveropera.ca/whats-on/carmen/
自分は何と最前列ゲット。ものすごーくよく見えて感動した。上演時間は3時間半。19時30分開演で、終了したのが23時であった。
ホセ役のテノール歌手はAlok Kumarアロック・クマールという人だった。その迫力。演技力・もちろん歌唱力に圧倒された。ラテン系の人かと思ったのだが、幕の合間に調べたところ、インド人だと判明。ますます魅入られてしまった。本当にカッコイイし、声量がすごい。そして映画俳優かと思わせるような演技力。最後、カルメンを刺し殺す場面の臨場感と言ったら、いやもう、涙があふれてきた。