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バンクーバー2024年5月 ⑥映画と舞台

思いっきり寝坊して、この日は芸術鑑賞の日とした。

まずはスカイトレインで、メトロタウン駅のメトロポリスへ。巨大な複合商業施設だった。高級品もあるが、まぁまぁ庶民的なショップも。ユニクロ・H&Mなんかも入ってる。

迷いに迷って辿り着いた映画館、Cineplex Cinema。なんとエスカレーターが停止していて、この上層階に映画館があることに気づけず、すごく探してしまったのだ。店内マップに映画館が書いてなかったし。エスカレーター止まってるって、東南アジアか?もしかして節電のため止めてたのかな。途中、携帯ショップのチャイニーズアニキと、すれ違った欧風アニキと、別の携帯ショップのインディアンアニキに聞いた。辿り着けて良かった。

こちらの映画を鑑賞。「THE FALL GUY」高所から飛び降りる、スタントマンの話しだ。主演は、ライアン・ゴズリング。バービーでケンを演じていた俳優だ。これがめちゃくちゃカッコ良い。バービーの添え物的なケンとは全く違う。俳優って素晴らしい仕事だ。感動したぞ。

メトロポリスのゲーセンで、イニシャルD発見!

メトロポリスのホームセンター。ここでバスタオルを購入したのだ。自宅の椅子のカバーに最適に思えて買ってしまったのだ。このタオルはMade in Chinaなんだけど、分かってて買った。バンクーバーのホームセンターで中国製品を購入して日本に持ち帰った件。

バンクーバーは多民族都市である。誰でも受け入れるおおらかさがある。その中でも中華系の人は非常に多く、その影響力も大きそうに見える。T&Tスーパーなどその好例。中国製品を取り除いたら商品が残らないのでは?と思えるような影響力であると感じた。

続いてはこちら、クイーン・エリザベス・シアター。

美しい吹き抜け。特にドレスコードは無いようなのだが(HPには「服と靴を着用する必要がある」と書かれていた)、この日の公園にはおしゃれした人が大勢。

演目は「カルメンCarmen」。バンクーバーオペラの公演である。

https://www.vancouveropera.ca/whats-on/carmen/

上映前の緞帳

満席だった

自分は何と最前列ゲット。ものすごーくよく見えて感動した。上演時間は3時間半。19時30分開演で、終了したのが23時であった。

ホセ役のテノール歌手はAlok Kumarアロック・クマールという人だった。その迫力。演技力・もちろん歌唱力に圧倒された。ラテン系の人かと思ったのだが、幕の合間に調べたところ、インド人だと判明。ますます魅入られてしまった。本当にカッコイイし、声量がすごい。そして映画俳優かと思わせるような演技力。最後、カルメンを刺し殺す場面の臨場感と言ったら、いやもう、涙があふれてきた。

Alok Kumar HOMETOWN/Nagpur, India MET DEBUT/Harry in La Fanciulla del West, 2018
ニューヨークのメトロポリタンオペラの所属の人なのか。すごいもの見た感があって、3時間半の公演を長いと感じなかった。

終演後の、クイーン・エリザベス・シアター

23時過ぎの、スタジアム・チャイナタウン駅。