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秋田/玉川温泉 2023年7月

急に予定があいたある日、思い立って秋田県玉川温泉を訪ねた。日本で最も酸性度の強い温泉を調べたら出てきたからだ。ph1.2のお湯に人間は浸かれるのだろうか?

途中、田沢湖乳頭温泉郷に立ち寄り、目的地玉川温泉に宿泊した。温泉施設は申し分なく、ph1.2の湯に実際に入ることが出来る。皮膚にピリピリ刺激があり、少々のひっかき傷は一日で治ってしまう。酸性度が強すぎるため、源泉50%に(あえて)薄めた湯舟も用意されている。

実際の印象としては「開発され過ぎていない」ことに大変好感が持てた。決してアクセスが良いわけでもなく、湯治宿だから歓楽街があるわけでもない。源泉の迫力は素晴らしい物であった。

秋田に行きます、ANAさん、お世話になります。

秋田駅からレンタカー、今回の相棒はこちら。

山のはちみつ屋 
〒014-1201 秋田県仙北市田沢湖生保内石神163-3

田沢湖を一周します。御座石神社 
〒014-0602 秋田県仙北市西木町桧木内相内潟1

田沢湖、たつこ像。雨で煙る中でも目を引く。

思い出の潟分校(旧田沢湖町立 生保内小学校 潟分校) 
〒014-1203 秋田県仙北市田沢湖潟 字一の渡226

思い出の潟分校、1-2年生の教室。良い、とても良い。

思い出の潟分校、教職員室。

思い出の潟分校、子供たちの椅子や道具類。

乳頭温泉郷 鶴の湯。白湯と黒湯がある。宿泊客以外は利用できる温泉が限られているが、それでも素晴らしい泉質。左に並ぶのは湯治の宿坊。

乳頭温泉郷 黒湯温泉。看板はあるが駐車場から険しい道を下る必要がある。

乳頭温泉郷 黒湯温泉。日帰り入浴の風呂の脇に源泉がある。すごい迫力だ。

今回の目的地、玉川温泉。湯治部の四畳半に宿泊。

玉川温泉の足湯から見える源泉。すごい迫力で「これは効くぞ」と思わせる。

湯治部の廊下。質素な造りであるが、風情があってとても良い。

 

玉川温泉湯治部の調理場。立派な調理設備があり、自炊したくなる。食材の調達は困難で、車で買い出し、または宿に宅配の必要がある。別棟には旅館部があり、食堂もある。食堂では、野菜中心の体によさそうな食事を朝晩提供している。ちなみに食堂で生ビールも飲める。日本酒や焼酎もあったぞ。

玉川温泉源泉「大噴」、玉川温泉自然研究路を行くと右側にある。
まさに噴出している!源泉温度は97℃、ph1.2だそうだ。

玉川温泉自然研究路、山肌一面、火山性の蒸気が噴出している。この小屋は天然の岩盤浴場である。つまりナチュラルに地面が熱いので、ここで寝ればよいのだ。

玉川温泉自然研究路、天然の岩盤浴場。小屋に入りきれなかったのか、野天の方が性に合っているのか、このように地面に寝ている人多数。

帰りに立ち寄り、新玉川温泉。泉質・風呂場の造りはほぼ一緒。宿泊棟が新しいので、過ごしやすいかも。